Saturday, April 11, 2009

保証金十分の一の怪

2004年の春、草ぼうぼうだった「万台こゆるぎの森」のグラウンドを整備するボランティアたち。

4月5日、「万台こゆるぎの森整備活用事業始まる」という大磯町からのチラシが新聞折り込みで配布されました。その内容は、町財政の安定化のためにこの整備活用事業を行うのだという主張と、開校準備を進める学校法人国際学園の「星槎大学大磯キャンパス」と「星槎中学校湘南分教室」の案内。そして裏面には国際学園と町民の「交流メニュー」がずらりと並べられていました。

一見すると国際学園のPRチラシのようでもあり、また「万台こゆるぎの森整備活用事業」の説明というには、まことに粗雑なものでした。
なぜなら、「万台こゆるぎの森」を今後も維持すると11億円以上の整備費と年間1700万円の維持管理費がかかる
(この数字も恣意的に膨らませた疑いが濃厚)。
としながら、町が国際学園から受け取る賃料と保証金の額が書かれていないのです。

言い方を変えると、とても書けるものではなかったというのが本音でしょう。
当初、議会に示した契約案では保証金は2億円だったのにもかかわらず、実際に契約した時は2千万円に減額されているのだから。
先日、町役場前で町長に直接問いただしたところ「土地開発公社所有地の買い取りが否決されたからだ」と議会のせいにしていましたが、よもや交渉の席で町側が「安くしましょう」と言い出したとは考えられません。
相手が契約の3月末日までに
「2千万円しか用意できなかった」とみるべきでしょう。
それとも、足もとを見られて強烈に値切られたのか。
まして、この条件で唯々諾々とサインしてしまう大磯町の腰ぬけぶりにもあきれ果てます。

私たちが家やアパートを借りる時、
敷金を1割しか用意できなかったらどうなるでしょうか。
まして、保証金とは契約を履行させる担保となるものです。
万一相手がこの2千万円を捨てる気になれば「万台こゆるぎの森」が一夜にして産廃置場になったり、カルト教団の本部になるかもしれないのです。
そのリスクを侵して、なぜ保証金のハードルを下げたのか、
これに抵抗した町の職員はいなかったのか、
契約締結を命じた町幹部は誰だったのか。

星槎グループがスポンサードしている横浜FC(Jリーグ)の、星槎のスポンサーのランクが今年から格下げされているのも気になります。
これで本当に「町財政が安定化」するなら、
その見積もりを示していただきたい。
私たちの「万台こゆるぎの森」が守れるの本当に不安です。
今知りたいことはただ一点のみ。

『なぜ保証金が10分の1になったのか?』

納得できる答えを、町は持っているのでしょうか。

1 Comments:

Blogger ----- Jennifer ----- said...

i like your blog

1:49 AM  

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